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マドリード、2011年10月31日 – 世界最大のWi-FiコミュニティであるFONはブラジルの最大手通信会社であるOiとのパートナー契約を発表しました。
両社は協力してブラジル最大のWi-Fiネットワークを構築します。これはFONにとって南米発のパートナー契約であり、現在イギリス、ポルトガル、日本などで400万以上のWi-Fiスポットを持つFONのWi-Fiネットワークを世界中に広げることへさらに近づきました。
Wi-Fiネットワークのサービスは既に開始されています。現在、リオデジャネイロのイパネマ及びレブロン地区では200ヶ所の共同ブランドのプレミアムWi-Fiスポットを提供しています。このようなプレミアムWi-Fiスポットはカフェやモールのような集客が多いエリアや住宅エリアに配置されており、Oiの顧客はどこでも好きな場所からWi-FIネットワークに接続することができます。年末までにプレミアムWi-Fiスポット数は500ヶ所にまで増える計画です。
FONのCEO及び設立者であるMartin Varsavskyは次のように語っています:
“今年のヨーロッパや日本市場の成功を受けてこのパートナー契約によってFONは世界をリードするWi-Fiコミュニティとしての地位がさらに強化されます。ブラジルのインターネット市場は重要であり、毎年顕著な成長を見せています。Oiはブラジルの最大手通信会社であり、FONコミュニティを南米に普及するにあたって最適なパートナーです。”
Oiのイノベーション/パートナー契約部門のディレクターであるPedro Ripperは次のようなコメントを出しています:
“Oiはお客様にいつでもどこでも好きな場所で新しいインターネット体験を提供します。Oiは既にOi Conta Totalを含む総合サービス部門のリーダーであり、新しいオプションとして南米で最大のWi-Fiネットワークを提供します。”
FONの技術によって1つのブロードバンドインターネット回線から2つの強力なWi-Fiシグナルを発信することが可能になります。1つのシグナルは暗号化されたプライベートなものであり、もう1つはパブリックでFONコミュニティに登録したメンバーがパスワードを使ってアクセスすることが可能です。
FONは自社のFONルーターもしくはパートナーである固定回線事業者のルーターにWi-Fi技術を組み込みます。FONのパートナーとなったモバイル事業者はFONルーターとスマートフォンをバンドルすることによってモバイル顧客の3G/4G通信を補完し、快適なインターネット環境を提供します。
FON CEO, 起業家そしてインターネットのパイオニアであるMartin Varsavskyは世界中の全ての人に無料かつユビキタスなWi-Fiを提供するという目標を持って2006年にFONを設立しました。 現在、FONは世界最大のWi-Fiコミュニティであり、400万以上のWi-Fiスポットを提供しています。
Oiはブラジルにおける通信バンドルサービス提供の先駆けです。Oiはローカル/長距離通話、携帯電話、データ通信、インターネット、エンターテインメントサービスを提供します。Oiはその事業を全国展開しています。2011年9月時点でOiの顧客数は6,710万人を数えます。この数字には1,910万人の固定電話顧客、4,290万人の携帯電話顧客、480万人のブロードバンド顧客、33万人の有料TV顧客が含まれます。
Oiは3年連続でBM&F BOVESPAのISE-企業持続可能性指数ポートフォリオに名を連ねており、その社会的責任や企業の持続性に対するコミットメントが反映されています。また、OiはBM&F BovespaとBNDESのパトナーシップであるIC02-カーボン効率性指数の一部も形成しています。