- 第1条(規約の適用)
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1.FON公衆無線LANサービスは、フォン・ジャパン株式会社(以下「FON」といいます)によって運営される無料の公衆無線LANサービスであり、FONルーター又はFONの指定するルーターの設置主体(以下「設置者」といいます)がその顧客(以下「利用者」といいます)に対して提供するもの(以下「本サービス」といいます)です。FONは、利用者が本サービスを利用する際の利用条件等について、以下のとおり利用規約(以下「本規約」といいます)を定めます。
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2.別段の明確な定めがある場合を除き、本規約と共にFONの個人情報保護方針(http://fon.ne.jp/legal/#terms-use-fon)が一体となって、FONと利用者との契約関係を構成するもの(以下「本契約」といいます)とします。
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3.FONは、利用者の承諾を得ることなく、本規約及びFONの個人情報保護方針を変更できるものとします。
- 第2条(本サービスの申し込み等)
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1.利用者は、本規約及びFONの個人情報保護方針に同意した上で、FON所定の方法によりFONに対して本サービスの申し込みを行い、本サービスを利用するものとします。
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2.FONは、利用者が本サービスの利用を一定時間継続した場合に、当該利用者に対して、改めて本サービスの申し込み手続きのための操作を求める場合があります。
- 第3条(本サービス利用の条件等)
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1.利用者は、自己の責任と負担において、本サービスを利用するために必要な通信機器、ソフトウェア等を準備するものとします。
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2.利用者は、本サービスを利用する際には、以下のリスクが存在することを十分理解し、自身の判断で当該リスクへの対処を行うものとする。
- 悪意ある者が、電波を故意に傍受して、利用者の通信の内容又はPC内のデータを盗み見るリスク
- 悪意のある設置者が、利用者の通信の内容もしくはPC内のデータを盗み見もしくは改ざんするリスク、特定の人物になりすまして通信し不正な情報を流すリスク、及び、通信内容を書き換えて発信するリスク
- 本サービスを利用する他の利用者により通信内容またはPC内を盗み見られまたは改ざんされるリスク
3.利用者は、本サービスが損害を引き起こし、または損害を引き起こす可能性があることに気付いた場合には、FONサポート窓口 (fon-customersupport@fon.ne.jp) に遅滞なく通知するものとします。
- 第4条(譲渡)
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1.利用者は、本サービスを利用する権利を、第三者に譲渡することはできないものとします。
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2.FONは、本契約上の地位を、グループ内の他の事業体に譲渡することが出来るものとします。譲受人はその結果として本契約に基づきFONが有するすべての権利及び義務について代位します。
- 第5条(本サービスの変更)
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FONは、本サービスについて、利用者の承諾を得ることなく、本サービスの内容の全部または一部を変更することができます。
- 第6条(第三者が提供する情報の利用)
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1.利用者は、第三者が提供する情報の利用において、一切の責任は各情報の提供者に帰属していること及び、FON又は設置者が当該情報提供の当事者でないことを了解しているものとします。
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2.FON又は設置者は、本サービスにおいて宣伝され、もしくは本サービスを通じて受け取った情報、商品もしくはサービス、または、本サービスが提供したリンクから受け取った情報、商品もしくはサービスによって引き起こされた利用者の損害等に対する責任は負わないものとします。
- 第7条(通信利用の制限)
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1.FONは、本サービスにおいて青少年保護の観点から青少年が利用することが望ましくないとFONが判断するサイト等へのアクセスを制限(フィルタリング等)することがあります。
- 第8条(禁止事項)
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利用者は、本サービスの利用にあたり、次の各号の行為を行ってはならないものとし、次の各号の行為を行っているとFONが判断した場合は、FONは、その裁量により、本サービスの利用を停止し、または本契約を解除することができるものとします。
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1第三者(設置者を含む。以下、本条、第10条及び第12条において同じ)またはFONの著作権もしくはその他の権利を侵害する行為、またはこれらを侵害するおそれのある行為。
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2第三者またはFONの財産もしくはプライバシーを侵害する行為、またはこれらを侵害するおそれのある行為。
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3第三者またはFONに不利益もしくは損害を与える行為、または与えるおそれのある行為。
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4第三者またはFONを誹謗中傷する行為。
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5公序良俗に反する(猥褻、売春、暴力、残虐、虐待等)行為、またはそのおそれがある行為、もしくは公序良俗に反する情報を第三者に提供する行為。
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6犯罪的行為、または犯罪的行為に結び付く行為、もしくはそれらのおそれのある行為。
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7選挙期間中であるか否かを問わず、選挙運動またはこれに類する行為。
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8本サービスを再販売、賃貸するなど、本サービスそのものを営利の目的とする行為。
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9不特定多数に配信する広告・宣伝・勧誘等または詐欺まがいの情報もしくは嫌悪感を抱く、またはそのおそれのある電子メール(嫌がらせメール)を送信する行為。
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10第三者またはFONに対しメール受信を妨害する行為、もしくは連鎖的なメール転送を依頼または当該依頼に応じて転送する行為。
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11第三者になりすまして本サービスを利用する行為。
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12本サービスによりアクセス可能なFONまたは第三者の情報を改ざん、消去する行為。
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13コンピュータウィルス等の有害なプログラムを、本サービスを通じて、または本サービスに関連して使用し、もしくは提供する行為。
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14第三者またはFONに迷惑・不利益を及ぼす行為、本サービスに支障を来たすおそれのある行為または本サービスの運営を妨げる行為。
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15本サービスを直接または間接に利用する者の利用に対し、重大な支障を与える態様において本サービスを利用する行為。
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16FONが定める本サービスの利用開始に必要な手続きを、FONの許可無く回避して利用しもしくは利用させる行為。
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17本サービスに支障をきたす可能性のある、大容量のファイルのアップロードまたはダウンロード
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18法令または本契約に違反し、または違反するおそれのある行為
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19その他FONが不適切と判断する行為。
- 第9条(自己責任の原則)
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1.利用者は、前条(禁止事項)に該当する利用者の行為によってFON、設置者又は第三者に損害が生じた場合、利用者としての資格を喪失した後であっても、損害賠償等すべての法的責任を負うものとします。
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2.利用者は、本サービスを利用してアップロードまたはダウンロードした情報もしくはファイルに関連して、何らかの損害を被った場合または何らかの法的責任を負う場合においては、自己の責任においてこれを処理し、FONに対して何ら請求もなさず、迷惑をかけないものとします。
- 第10条(著作権)
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1.利用者は、権利者の許諾を得ることなく、いかなる方法においても、本サービスを通じて提供されるあらゆる情報またはファイルについて、著作権法で定める利用者個人の私的利用のための複製の範囲を超えて利用をすることはできないものとします。
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2.利用者は、権利者の許諾を得ることなく、いかなる方法においても、本サービスを通じて提供されるあらゆる情報またはファイルについて、第三者をして使用させたり、公開させたりすることはできないものとします。
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3.本条の規定に違反して紛争が発生した場合、利用者は、自己の費用と責任において、当該紛争を解決するとともに、FONをいかなる場合においても免責し、FONに対し損害を与えないものとします。
- 第11条(個人情報等の利用)
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1.FONは、利用者の個人情報を取得した場合には、FONの個人情報保護方針に基づき、適切に取り扱うものとします。
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2.FONは、本サービスを提供するために、利用者がFONに提供した情報が、FONの個人情報保護方針で許容される範囲内で、FONワイヤレス・リミテッドおよびその子会社、ならびに、FONがサービスを提供する際に必要となる行為の一部を外注する場合における当該外注先業者およびFONがそのサービスを提供する上で協力関係にある通信事業社との間で共有されることに同意し、承諾します。
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3.FONは、FONが提供するサービスまたはFONと協力関係にある通信事業者が提供するサービスの品質を維持・向上するために、[利用者の接続デバイスおよび接続先無線LANルーターのMacアドレス、接続開始時刻、接続終了時刻、データ通信量]を記録し(通信先・通信内容については記録しません)、かかる通信事業者と共有します。
- 第12条(本サービスの中止・中断)
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1.FONは、本サービスの運営を、事前の通知なく中止または中断できるものとします。
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2.FONは、本条に基づく本サービスの中止または中断により、利用者または第三者が被ったいかなる損害についても責任を負わないものとします。
- 第13条(免責事項等)
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1.FONは、FONによる本契約の不履行の結果、合理的に予期されるものを除いて、利用者が本サービスを利用したことにより利用者自身が被る損害について、一切責任を負わないものとします。
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2.FONは、利用者が使用する通信機器、及びソフトウェア等について、一切動作保証(アクセススピード及びデータ転送速度の保証も含みます)は行わないものとします。
- 第14条(可分性)
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本契約のいずれかの規定が、正当な管轄を持つ裁判所によって無効、違法、または、強制力がないと判断された場合、当該規定は分離され、本契約は、当該規定が除外されたものとして、その他の規定は継続して完全に有効なものとします。
- 第15条(完全合意等)
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1.本契約は、利用者及びFONの間の最終的かつ完全な合意です。本規約は、本サービスに関する過去のすべての契約事項に優先するものとします。
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2.本契約の電子イメージは原本とみなすものとします。
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3.利用者は、本契約に明記されていない事項に依拠していないことを表明します。
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4.利用者は、本契約を適法かつ有効に締結するための法的権限を有することを表明します。
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5.FONが本契約の条項に基づいて権利を行使しなかった場合においても、FONは将来において、それら事項の厳格な順守を要求することができるものとします。
- 第16条(準拠法)
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本契約は、日本法に準拠し、解釈されるものとします。
- 第17条(管轄裁判所)
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1.本契約または本サービスに関連して、利用者とFONとの間で紛争が生じた場合には、当該当事者がともに誠意をもって協議するものとします。
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2.前項の協議をしても解決しない場合、東京地方裁判所または東京簡易裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。
(附則)本規約は2018年8月1日より実施するものとします。