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オンラインゲームに最適な通信速度は?上り・下り・Ping値の目安と改善策を解説

オンラインゲームに最適な通信速度は?上り・下り・Ping値の目安と改善策を解説
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オンラインゲームをしていて「ラグがひどい」「弾が当たらない」「動きが遅れる」と感じたことはありませんか?
その原因の多くは、回線の通信速度(上り・下り)やPing値にあります。
本記事では、オンラインゲームに必要な通信速度の目安から、遅くなる原因・改善策・おすすめ回線までをわかりやすく解説します。
FPS・RPG・配信など、プレイスタイル別の理想値も紹介しているので、回線を見直したい人はぜひ参考にしてください。

  1. 1. オンラインゲームに必要な回線速度の目安とは?
    1. 1-1. 回線速度(下り)の目安
    2. 1-2. 回線速度(上り)の目安
    3. 1-3. 応答速度(Ping値)の目安
  2. 2. ゲーム体験を左右する3つの通信要素
    1. 2-1. 下り速度:ゲームデータの受信に関係
    2. 2-2. 上り速度:配信やボイスチャットに影響
    3. 2-3. Ping値:ラグや反応速度を左右
  3. 3. 【デバイス別】通信速度の測定方法
    1. 3-1. パソコン・スマホ
    2. 3-2. PS5・PS4
    3. 3-3. Switch
    4. 3-4. Xbox
  4. 4. 回線が遅くなる主な5つの原因
    1. 4-1. プロバイダの混雑・回線の品質
    2. 4-2. マンション共用回線の影響
    3. 4-3. ルーターの規格や設置場所
    4. 4-4. LANケーブルや機器トラブル
    5. 4-5. Wi-Fi干渉・周波数帯の問題
  5. 5. 回線速度を改善する10の対策
    1. 5-1. 有線接続(LANケーブル)に切り替える
    2. 5-2. ルーターを最新規格(Wi-Fi6 / Wi-Fi6E)へ交換
    3. 5-3. IPv6(IPoE方式)へ切り替える
    4. 5-4. 周波数帯を5GHzに変更
    5. 5-5. ルーターと端末を近づける
    6. 5-6. 中継器・メッシュWi-Fiの導入
    7. 5-7. LANケーブルをCAT6A以上に変更
    8. 5-8. ルーター・ONUを再起動
    9. 5-9. ゲーミングルーターを導入
    10. 5-10. プロバイダ・回線の乗り換え
  6. 6. 【速度以外】快適にプレイするためのチェックポイント
    1. 6-1. モニターのリフレッシュレート
    2. 6-2. フレームレート(FPS)
    3. 6-3. 応答速度(ms)
  7. 7. よくある質問(FAQ)
    1. Q1. 下りと上り、どちらがゲームに重要?
    2. Q2. Ping値が高いのはなぜ?
    3. Q3. 回線速度テストで結果がバラバラなのはなぜ?
    4. Q4. ゲーミングルーターで本当に速くなる?
  8. 8. まとめ:快適なゲーム体験には「速度+安定性+Ping値」の3要素がカギ
    1. 理想的な環境をつくる3つのステップ
    2. 快適なプレイを支える「見直しリスト」
  9. ひかりハックがおすすめするWiFi回線5選
  10. 業界最速&業界最安の自宅向け光ファイバーサービス「Fon光」

1. オンラインゲームに必要な回線速度の目安とは?

1. オンラインゲームに必要な回線速度の目安とは?

「ゲーム中に動きがカクカクする」「急に接続が切れる」そんな経験はありませんか?
それ、もしかすると回線速度が足りていないのかもしれません。
オンラインゲームでは、映像の綺麗さやパソコンの性能だけでなく、ネットの速さや安定性がとても大切です。
この章では、ジャンル別の目安や、「上り」「下り」「Ping値」など、よく聞くけれど意外と知らない通信の基礎を、わかりやすく解説します。

1-1. 回線速度(下り)の目安

まず大事なのが「下り(ダウンロード)」の速さです。
下りとは、ゲームサーバーからデータを受け取るスピードのこと。
たとえば、敵の動きやマップの読み込み、仲間の位置情報などはすべて下り通信で処理されています。
下りが遅いと、画面が止まったり、敵がワープしたように見えたりと、ストレスが溜まる原因になります。

ジャンルによって求められるスピードは変わります。目安は次のとおりです。

ゲームの種類必要な下り速度の目安体感の違い
RPG・シミュレーション系30Mbps以上快適にプレイできる
FPS・TPS(対戦・反射神経系)100Mbps以上動きが滑らかでラグが少ない
大型アップデート・DL中心のゲーム200Mbps以上ダウンロード時間が短い

特にFPSなどの対戦ゲームでは、反応が1秒遅れるだけで勝敗に大きく影響します。
つまり「速さ」よりも「安定して速い」ことが重要です。
速度の数字が高くても、途切れたり変動が大きいと意味がありません。
実測値を確認しながら、安定した環境を意識してみましょう。

1-2. 回線速度(上り)の目安

続いては「上り(アップロード)」の速度です。 これは、あなたがサーバーにデータを送る速さを指します。
自分の動きや音声、ライブ配信の映像などは、すべてこの上り通信で相手に届けられます。

  • 通常のプレイだけなら:上り10Mbps以上
  • 配信やボイスチャットも使うなら:上り30Mbps以上

上りが遅いと、声が遅れて届いたり、映像がカクカクするなどの不具合が起こります。
特に最近はYouTubeやTwitchで実況をする人も増えているため、上り速度の安定性は重要です。
また、ゲーム中に「相手に声が届かない」「通信が切れる」といった症状も、上り側の速度不足が原因のことがあります。

目安をクリアしていても不安定な場合は、後ほど紹介する有線接続ルーターの見直しを検討してみると良いでしょう。

1-3. 応答速度(Ping値)の目安

最後はPing値(ピング)です。 これは「あなたの端末からサーバーまでの反応速度」を表す指標で、単位はミリ秒(ms)です。
数値が小さいほど、反応が早く、ラグの少ないプレイができます。

Ping値通信の状態プレイ体感
20ms以下非常に快適遅延をほぼ感じない
50ms以下概ね良好普通に遊べるレベル
80ms以上遅延が多いラグが頻発する

Pingが高いと、「ボタンを押しても反応しない」「撃った弾が当たらない」など、操作と画面のズレが起こります。 FPSや格闘ゲームでは、わずか数十ミリ秒の差が勝敗を分けることもあります。 速度テストをする際は、Mbps(通信速度)だけでなく、このPing値も必ずチェックしてください。

  • 下り速度: 30〜100Mbps以上が理想
  • 上り速度: 10〜30Mbps以上が目安
  • Ping値: 20ms以下なら快適

この3つの数字を意識すれば、自分のネット環境がゲームに向いているかがすぐに分かります。
もし今の速度が足りていないと感じたら、次の章で紹介する「通信を支える3つの要素」をチェックしてみましょう。
安定した回線を選ぶコツや、ゲームがサクサク動く仕組みを解説していきます。

2. ゲーム体験を左右する3つの通信要素

2. ゲーム体験を左右する3つの通信要素

「速度は出ているのに、なぜかラグい…」という経験をしたことはありませんか?
実は、オンラインゲームの快適さを決めるのは、単純なスピードだけではありません。
快適なプレイには、下り速度・上り速度・Ping値という3つの通信要素がバランスよく保たれていることが大切です。
この3つが揃って初めて、動きが滑らかで、相手とのタイムラグがない理想的なゲーム環境が整います。

2-1. 下り速度:ゲームデータの受信に関係

下り(ダウンロード)速度は、ゲームの動作を支える“受信側”の通信です。
たとえば、敵の動きやマップ情報、他のプレイヤーの位置データなどはすべて「下り」の通信であなたの画面に届いています。
下り速度が遅いと、ゲームの動作が遅れたり、映像が一瞬止まったりと、ストレスの原因になります。

ゲームの種類によって求められる下り速度の目安を以下にまとめました。

ジャンル推奨下り速度理由・特徴
RPG・MMO30Mbps以上安定してデータを受け取れる
FPS・TPS100Mbps以上敵の動きがリアルタイムに表示される

もし速度テストで下り値が低かった場合は、有線接続やIPv6対応回線に切り替えるだけでも体感が大きく変わることがあります。

2-2. 上り速度:配信やボイスチャットに影響

上り(アップロード)速度は、自分の操作や音声、映像などをサーバーに送る通信です。
いわば“あなたの動きを相手に伝える力”のようなものです。
この上りが遅いと、自分の攻撃が相手に届くのが遅れたり、配信映像が途切れたりといった問題が起こります。

  • 通常のプレイ:上り 10Mbps以上
  • ゲーム配信やボイスチャット併用:上り 30Mbps以上

特に配信をする人にとっては、この上り速度が安定しているかどうかが「画質」や「音声の滑らかさ」に直結します。
安定性を高めるには、無線よりも有線LANを使うことがポイントです。
また、古いルーターを使っている場合は、新しい規格(Wi-Fi6対応など)に交換するだけでも改善されることがあります。

2-3. Ping値:ラグや反応速度を左右

最後に紹介するのがPing値(ピング)です。
これは「あなたの端末からサーバーまでの信号の往復時間」を表すもので、オンライン対戦では最も重要な指標のひとつです。
数値が小さいほどレスポンスが早く、ラグを感じにくくなります。

Ping値状態プレイの快適さ
20ms以下非常に良好反応が速くラグを感じない
50ms前後普通多少の遅延を感じることもある
80ms以上遅延多め操作と画面がずれる

Ping値は速度テストサイト(例:Fast.comSpeedtest.net)で簡単に測定できます。
もし高い数値が出てしまう場合は、ルーターの位置やケーブル、接続方式などを見直すと改善することがあります。

  • 下り速度: ゲーム情報を受け取る力
  • 上り速度: 自分の動きを伝える力
  • Ping値: 反応の速さを決める指標

この3つのバランスが取れていると、映像も音声も途切れず、操作のズレも最小限に抑えられます。
次の章では、これらの数値をどうやって調べるのかを、デバイス別にわかりやすく紹介していきます。

3. 【デバイス別】通信速度の測定方法

3. 【デバイス別】通信速度の測定方法

自分の回線がどれくらい速いのかを知るには、実際に速度を測ってみるのが一番確実です。
測定結果を見ることで、「下り」「上り」「Ping値」がどのくらい出ているのかがすぐにわかります。
この章では、パソコンやスマホ、家庭用ゲーム機など、代表的なデバイス別に測定方法を紹介します。

3-1. パソコン・スマホ

パソコンやスマートフォンの場合は、専用の速度測定サイトを使うのが手軽です。
無料で使えるサイトはいくつかありますが、特に次の2つが有名です。

どちらもアクセスするだけで自動的に速度を計測してくれます。

測定結果の見方は以下のとおりです。

項目意味快適ライン
下り(Download)データを受け取る速さ30Mbps以上
上り(Upload)データを送る速さ10Mbps以上
Ping通信の反応速度50ms以下

Wi-Fiで測る場合は、家の中でルーターから近い場所と遠い場所の両方を試すと、どこで電波が弱いかも確認できます。
また、できれば平日夜(混雑時間帯)と昼間の2回測定して、平均値を把握するのがおすすめです。

3-2. PS5・PS4

PlayStationで通信速度を確認する方法も簡単です。

本体の設定メニューから数ステップで計測できます。

  1. ホーム画面で「設定」を開く
  2. 「ネットワーク」→「接続状態の確認」を選ぶ
  3. 「インターネット接続テスト」を実行

すると「接続速度(ダウンロード/アップロード)」の数値が表示されます。
これが実際の下り・上りの速度です。 もし数値が極端に低い場合は、有線LANでの接続やルーターの再起動を試してみると改善することがあります。

3-3. Switch

Nintendo Switchでも本体から簡単に通信速度をチェックできます。

  1. ホーム画面で「設定」を開く
  2. 「インターネット」→「接続テスト」を選択
  3. 数秒待つと、上り・下り・Ping値が表示される

SwitchはWi-Fi専用のため、電波干渉を受けやすい点に注意が必要です。
電子レンジや他の無線機器が近くにあると速度が落ちることがあるので、できるだけルーターの近くでプレイすると安定します。
また、USB LANアダプタを使えば、有線接続に切り替えることも可能です。

3-4. Xbox

Xboxでも、ネットワーク設定から通信の状態を詳しく確認できます。

  1. ホーム画面で「設定」を開く
  2. 「ネットワーク設定」→「ネットワークの詳細設定」へ進む
  3. 「速度と統計のテスト」を選ぶ

ここで表示される「下り」「上り」「Ping」の値が、現在の回線速度です。
もしPingが高かったり、速度が極端に低い場合は、ルーターの距離や中継機の有無を確認しましょう。

  • パソコン・スマホ:サイトで数秒あれば測定可能
  • 家庭用ゲーム機:本体メニューからテストできる
  • 測定は1回だけでなく、時間帯を変えて比較するのがベスト

一度測ってみると、「自分の環境が思っていたより速い」「夜になると急に遅い」など、意外な発見があります。 次の章では、こうした速度が遅くなる原因を掘り下げていきます。

4. 回線が遅くなる主な5つの原因

4. 回線が遅くなる主な5つの原因

「速度テストでは問題ないのに、ゲームが重い」「夜だけラグがひどい」。
そんなときは、回線そのものよりも通信環境や機器の状態に原因があることが多いです。
ここでは、オンラインゲームのプレイ中に速度が落ちる代表的な原因を5つ紹介します。
どれも家庭内で起こりやすいトラブルなので、一つずつ確認してみましょう。

4-1. プロバイダの混雑・回線の品質

夜になると通信が遅くなる一番の理由がプロバイダの混雑です。
多くの家庭が同じ時間帯に動画やゲームを利用すると、ネットワークが混み合ってスピードが低下します。
とくに利用者の多い集合住宅や、大手プロバイダの人気プランではこの影響が出やすいです。

また、回線の種類によっても品質は異なります。

下記は、主な回線タイプと特徴の比較です。

回線タイプ特徴混雑しやすさ
光回線(FTTH)最も安定。速度・Pingともに良好
CATV(ケーブルテレビ)エリアによって速度差が大きい
VDSL(マンション共用)最大100Mbps程度に制限される

もし夜だけ遅くなるようなら、プロバイダをIPv6対応のプランに変更するのがおすすめです。
混雑を回避できる新しい接続方式のため、特にオンラインゲームでは安定性が上がります。

4-2. マンション共用回線の影響

マンションやアパートでは、一つの建物内で回線を共有している場合があります。
この仕組みでは、同じ時間帯に多くの部屋が使うほど速度が落ちやすくなります。
また、VDSL方式(電話線を使うタイプ)の場合、上限が100Mbps程度に制限されるため、光回線本来の性能を発揮できません。

対処法としては、建物内に光配線方式が導入されているかを確認し、可能なら個別契約に切り替えることです。
マンションタイプよりも戸建てプランの方が速度・安定性ともに上回る傾向があります。

4-3. ルーターの規格や設置場所

古いルーターを使い続けていると、せっかくの高速回線でも性能を引き出せません。
特に「IEEE802.11n」以前の旧規格(Wi-Fi4など)の場合、通信が不安定になりやすく、実測値が半分以下に落ちることもあります。

また、ルーターの設置場所も重要です。
電波は壁や家具に遮られやすいため、床置きや隅の配置は避け、部屋の中央や高い位置に設置するのが理想です。

  • 最新規格:Wi-Fi6(IEEE802.11ax)以上を選ぶ
  • 金属棚や電子レンジの近くには置かない
  • 2.4GHzと5GHzを切り替えて使い分ける

このような簡単な工夫で、同じ回線でも体感速度が2倍近く改善することがあります。

4-4. LANケーブルや機器トラブル

意外と見落とされがちなのが、LANケーブルの規格や経年劣化です。
古いケーブル(CAT5など)を使っていると、最大100Mbpsまでしか対応していない場合があります。
せっかく1Gbpsの契約をしていても、ケーブルがボトルネックになっているケースです。

ケーブル規格最大通信速度おすすめ度
CAT5100Mbps×(古い)
CAT5e1Gbps
CAT6A10Gbps

さらに、ONU(モデム)やルーターの長時間稼働による発熱・メモリ不具合でも速度が低下します。
その場合は、再起動をするだけでも一時的に改善することがあります。

4-5. Wi-Fi干渉・周波数帯の問題

Wi-Fiは目に見えない電波を使って通信しているため、他の機器の影響を受けやすいです。
特に電子レンジ、Bluetooth機器、コードレス電話などは2.4GHz帯を使っており、Wi-Fiと干渉することがあります。

もしWi-Fiの接続が途切れたり速度が不安定な場合は、次のポイントを試してみてください。

  • 2.4GHz帯 → 障害物に強いが干渉しやすい
  • 5GHz帯 → 干渉に強く、高速通信に向いている

ルーターの設定画面から5GHz帯に変更するだけでも、通信品質が一気に安定します。
また、どうしても電波が届きにくい場合は、中継機やメッシュWi-Fiを設置するのも効果的です。

  • 夜だけ遅いなら「混雑」や「共有回線」の可能性
  • 古いルーター・ケーブルは速度を制限してしまう
  • Wi-Fi干渉は5GHz帯への切り替えで改善できる

こうした原因を一つずつ見直すだけで、劇的に速度が改善することがあります。
次の章では、実際にどんな対策を取れば通信を安定させられるのかを、具体的に紹介していきます。

5. 回線速度を改善する10の対策

5. 回線速度を改善する10の対策

「速度が遅い」「ラグがひどい」と感じたら、いきなり回線を変える前に、まずは身の回りの環境を見直してみましょう。 ちょっとした工夫で通信が安定したり、劇的に速くなることがあります。
ここでは、誰でも今日からできる10の改善策を紹介します。

5-1. 有線接続(LANケーブル)に切り替える

Wi-Fiは便利ですが、どうしても電波の干渉や距離による影響を受けやすいものです。
ゲームを本気で楽しむなら、やはりLANケーブルでの有線接続が最も安定します。

  • 通信の途切れやラグがほぼなくなる
  • 上り・下り・Pingすべてが安定する
  • 配信中の映像・音声も乱れにくい

LANケーブルはCAT6A以上を選ぶと安心です。
SwitchなどWi-Fi専用機でも、USB-LANアダプタを使えば有線化できます。

5-2. ルーターを最新規格(Wi-Fi6 / Wi-Fi6E)へ交換

古いルーターを使っていると、どんなに速い回線を契約しても性能を発揮できません。
Wi-Fi6(IEEE802.11ax)対応のルーターなら、複数の端末を同時に使っても安定しやすく、通信効率も格段に上がります。

規格理論速度特徴
Wi-Fi4(11n)最大600Mbps古い・不安定
Wi-Fi5(11ac)最大6.9Gbps標準的だが混雑に弱い
Wi-Fi6 / 6E(11ax)最大9.6Gbps最新・安定性抜群

ルーターを5年以上使っているなら、買い替えを検討する価値があります。

5-3. IPv6(IPoE方式)へ切り替える

混雑時間帯に速度が落ちる原因の多くは、従来のIPv4通信の制限です。
これを解消するのがIPv6(IPoE方式)
回線の渋滞を避け、常に安定した通信ができる最新方式です。

多くのプロバイダでは、申し込みフォームから無料で切り替えが可能です。
速度だけでなくPing値の改善にもつながるため、ゲームユーザーには特におすすめです。

5-4. 周波数帯を5GHzに変更

Wi-Fiには主に「2.4GHz」と「5GHz」の2種類の周波数があります。
2.4GHzは壁に強い一方で、電子レンジやBluetoothとの干渉を受けやすいのが欠点です。
ゲーム中に不安定さを感じるなら、5GHz帯に切り替えることで解消できることがあります。

  • 2.4GHz:障害物に強いが干渉しやすい
  • 5GHz:干渉に強く、速度が安定

ルーターのSSID名に「_5G」などがついている場合、それが5GHzの電波です。
設定画面から切り替えてみましょう。

5-5. ルーターと端末を近づける

意外と見落とされがちですが、ルーターと端末の距離も通信速度に影響します。
壁や家具を挟むと電波が弱くなり、結果的に速度が半分以下になることもあります。

設置のコツは以下のとおりです。

  • できるだけ部屋の中央・高い位置に置く
  • 金属棚やテレビ裏など電波を遮る場所を避ける
  • 部屋をまたぐときは中継機の導入も検討

数メートル動かすだけでも通信が安定する場合があります。

5-6. 中継器・メッシュWi-Fiの導入

広い家や2階建ての住宅では、電波が届かない場所が出やすくなります。
その場合は、中継器メッシュWi-Fiを設置するのが効果的です。

特にメッシュWi-Fiは複数のルーターで家全体をカバーでき、接続が自動的に最適化されます。
「リビングでは速いのに寝室が遅い」といった悩みがある人にぴったりです。

5-7. LANケーブルをCAT6A以上に変更

古いLANケーブルは通信速度の足を引っ張る要因になります。
「CAT5」や「CAT5e」の場合、最大速度が低く、ノイズの影響も受けやすいです。

規格対応速度特徴
CAT5100Mbps旧式。非推奨
CAT6A10Gbpsノイズに強く安定
CAT710Gbps以上シールド構造で高品質

ケーブルの被膜に「CAT6A」と記載があるものを選べば安心です。

5-8. ルーター・ONUを再起動

長期間電源を入れっぱなしにしていると、ルーターやONU(モデム)のメモリにゴミデータが溜まり、通信が不安定になります。
週に1回ほど再起動するだけでもリフレッシュされ、速度が戻ることがあります。

再起動の手順は簡単で、電源を抜いて10秒ほど待ち、再度入れるだけです。
もし再起動しても改善しない場合は、ファームウェアの更新もチェックしてみましょう。

5-9. ゲーミングルーターを導入

より安定した通信を求めるなら、ゲーム専用に設計されたゲーミングルーターの導入もおすすめです。
これには「QoS(通信優先制御)」という機能があり、ゲーム通信を他のアプリより優先的に処理します。

たとえば家族が動画を見ていても、あなたのゲームの通信は優先されるため、遅延が起こりにくくなります。
また、一部モデルではPing値の低下やジッター(通信の揺らぎ)を抑える設計もされています。

5-10. プロバイダ・回線の乗り換え

さまざまな対策をしても改善しない場合、根本的に回線自体を見直す必要があります。
特に「夜だけ遅い」「Pingが高い」などの症状が続く場合は、利用中のプロバイダが混雑している可能性が高いです。

オンラインゲームに強い回線として人気なのは以下の3つです。

  • NURO光:速度・Ping・安定性のバランスが良い
  • Fon光:専用帯域でゲーム通信が安定
  • auひかり:独自回線で混雑に強い

どの回線もIPv6対応・高速通信プランを提供しており、ゲーム用途には相性抜群です。

  • 有線接続・ルーター更新・IPv6切り替えは最優先
  • Wi-Fi干渉やケーブル規格の見直しも効果的
  • 改善しない場合は、回線そのものを変える

これらの対策を組み合わせることで、ほとんどの通信トラブルは解消できます。
次の章では、速度以外の観点から「快適なプレイ」を実現するチェックポイントを紹介します。

6. 【速度以外】快適にプレイするためのチェックポイント

6. 【速度以外】快適にプレイするためのチェックポイント

オンラインゲームを快適に遊ぶには、通信速度だけがすべてではありません。
いくらネットが速くても、画面がカクついたり、操作がワンテンポ遅れたりするとストレスが溜まります。
この章では、意外と見落としがちなモニター性能や映像設定といった、プレイ環境の整え方を3つのポイントで紹介します。

6-1. モニターのリフレッシュレート

リフレッシュレートとは、1秒間に画面が何回更新されるかを示す数値(単位:Hz)です。
一般的なモニターは60Hzで、1秒に60回映像を切り替えています。
これに対してゲーミングモニターは120Hz、144Hz、240Hzなどの高リフレッシュレートに対応し、動きがより滑らかに表示されます。

リフレッシュレート特徴おすすめ用途
60Hz標準的。普段使い向けRPG・パズル系
120〜144Hz動きが滑らかで臨場感が高いFPS・アクション
240Hz以上プロゲーマーや競技向けeスポーツ・大会用

リフレッシュレートが高いほど、動きの“残像感”が減り、反応が速く感じます。
ただし、モニターの性能を活かすには、グラフィックボード(GPU)側でも十分な出力が必要です。
PCやゲーム機の設定で「120Hz」「144Hz」が選択できるかも確認しておきましょう。

6-2. フレームレート(FPS)

フレームレート(FPS)は、1秒間に何枚の画像が表示されるかを表す値です。
リフレッシュレートと似ていますが、こちらはゲーム機やPC側の性能によって決まります。
一般的にFPS(フレームパーセカンド)が高いほど動きが滑らかになり、照準や反応がシビアなゲームでは有利です。

  • 30fps:最低限のプレイが可能
  • 60fps:標準的な快適プレイ
  • 120fps以上:競技レベルの滑らかさ

ただし、フレームレートを上げるにはGPUやCPUの性能が影響します。
設定で「グラフィックの品質」を少し下げると、fpsが安定しやすくなることもあります。
たとえば影の描写や反射などをオフにすると、体感がかなりスムーズになります。

6-3. 応答速度(ms)

応答速度とは、モニターが1つの色から別の色に切り替わるまでの時間(単位:ms)です。
この数値が小さいほど、動きの残像や遅延が少なくなります。
たとえば「5ms」と「1ms」の違いはわずかに見えますが、素早い動きが多いFPSや格闘ゲームでは違いが明確です。

応答速度見え方の特徴おすすめ用途
5ms以上やや残像があるRPG・ストーリー系
1〜3msほぼ遅延を感じないFPS・格闘・音ゲー

応答速度の低いモニターを選ぶと、ボタンを押した瞬間の反応が自然になり、ラグがほとんど感じられません。 最近では、1ms以下の「0.5ms対応モニター」も登場しており、反応の速さを求めるユーザーに人気です。

  • リフレッシュレート:動きの滑らかさを決める
  • フレームレート:ゲーム機やPCの処理速度で決まる
  • 応答速度:操作の反応を速くする重要ポイント

これらの要素を見直すことで、通信環境だけでなく、プレイ体験そのものが格段に向上します。

7. よくある質問(FAQ)

7. よくある質問(FAQ)

ここでは、オンラインゲームをプレイしている人から特によく寄せられる質問をまとめました。
「自分の環境が遅いのはなぜ?」「改善するには何をすればいい?」といった疑問の解決に役立ててください。

Q1. 下りと上り、どちらがゲームに重要?

オンラインゲームでは、一般的に「下り速度(ダウンロード)」がより重要です。
これは、ゲームサーバーから受け取る情報――たとえば、敵の動きやマップ情報など――が下り通信で処理されるためです。

一方で、「上り速度(アップロード)」は自分の操作をサーバーに送る際に使われます。
特にボイスチャットやゲーム配信をする人にとっては、上り速度も無視できません。

  • 通常プレイだけなら:下り 30Mbps以上・上り 10Mbps以上
  • 配信やボイスチャット併用なら:上り 30Mbps以上がおすすめ

つまり、「下りが快適さ」「上りが安定性」を左右すると考えるとわかりやすいでしょう。

Q2. Ping値が高いのはなぜ?

Ping値が高い(=反応が遅い)原因はさまざまですが、主に次のようなものが考えられます。

  • 夜間の回線混雑(利用者が多い時間帯)
  • ルーターが古く、最新規格に対応していない
  • Wi-Fiの電波干渉(電子レンジや他の無線機器など)
  • 海外サーバーへの接続による距離的遅延

まずは、有線接続やIPv6への切り替えを試してみましょう。
それでも改善しない場合は、プロバイダ側の混雑が原因のこともあります。
その場合は、NURO光Fon光など、低Pingに強い回線への乗り換えも選択肢です。

Q3. 回線速度テストで結果がバラバラなのはなぜ?

速度測定サイトを利用しても、毎回数値が違うことがあります。
これは通信環境の「ゆらぎ」によるもので、主な原因は次のとおりです。

  • 測定する時間帯(夜は混雑しやすい)
  • 測定サーバーとの距離や負荷
  • Wi-Fi経由によるノイズや干渉

安定した結果を知りたい場合は、次のように測定してみてください。

  1. 平日昼間(混雑の少ない時間帯)に有線で測定
  2. 同じサイトで3回ほどテストして平均値を出す
  3. 異なるサイト(Fast.comやSpeedtest.net)でも確認

それでもブレが大きい場合は、ルーターやLANケーブルの規格を見直すと安定することがあります。

Q4. ゲーミングルーターで本当に速くなる?

はい、通信の安定性を高める効果は確かにあります。
ただし「通信そのものが速くなる」というよりは、「他の通信の影響を受けにくくなる」と考えるのが正解です。

ゲーミングルーターには「QoS(通信優先制御)」という機能があり、ゲームの通信を優先的に処理します。
たとえば家族が動画を観ていても、自分のゲーム通信は影響を受けにくくなります。
さらに、Ping値を安定させる独自チューニングを搭載している製品も多くあります。

おすすめは以下のようなモデルです。

  • ASUS RT-AXシリーズ:ゲームモード搭載で自動最適化
  • TP-Link Archer GXシリーズ:アプリで優先設定が簡単
  • NETGEAR Nighthawkシリーズ:高性能CPUで複数台同時通信も安定

特にFPSや格闘ゲームをプレイする人は、導入する価値があります。
ただし、Wi-Fiルーターを新しくするだけでなく、LANケーブルや回線契約の見直しもセットで行うとより効果的です。

  • Ping値の安定には「有線+IPv6+最新ルーター」が最強
  • 測定結果がバラつくのは時間帯や環境のせい
  • ゲーミングルーターは「速くする」より「安定させる」

8. まとめ:快適なゲーム体験には「速度+安定性+Ping値」の3要素がカギ

8. まとめ:快適なゲーム体験には「速度+安定性+Ping値」の3要素がカギ

オンラインゲームを快適に楽しむためには、単に「速い回線を契約する」だけでは十分ではありません。
本当に重要なのは、速度・安定性・Ping値の3つをバランス良く整えることです。

通信速度(Mbps)は「ゲームデータをどれだけ早く送受信できるか」。
Ping値は「どれだけスムーズに反応できるか」。
そして安定性は「その速さをどれだけ長く維持できるか」を表します。
どれか1つでも欠けると、ラグや遅延が発生し、快適さが失われてしまいます。

理想的な環境をつくる3つのステップ

  1. 有線接続+IPv6対応ルーターで安定化
    まずは環境の基盤を整えることが最優先。Wi-FiよりもLAN接続、IPv6対応で混雑回避が鉄則です。
  2. ルーター・ケーブルを最新規格へ
    Wi-Fi6やCAT6A以上のLANケーブルに変えるだけで、通信の途切れが劇的に減ります。
  3. 高品質な光回線を選ぶ
    回線そのものの品質が低ければ、どんなに対策をしても限界があります。NURO光・Fon光・auひかりなど、低Pingで評判の回線を選ぶのが最短ルートです。

快適なプレイを支える「見直しリスト」

  • 通信速度の下りは30Mbps以上、上りは10Mbps以上を目安に
  • Ping値は20ms以下が理想、50ms以下なら許容範囲
  • ルーターの設置場所・規格を見直すだけでも改善可能
  • 夜間のラグはIPv6や有線接続で解消できることが多い
  • モニターやFPS設定など“表示の速さ”も見逃さない

また、最近では「回線+ルーター+設定」を一括でサポートしてくれるプロバイダも増えています。
特にゲーマー向けプランを用意しているサービスなら、最初から低Pingを前提とした設計になっているため安心です。

最終的には、「通信速度を上げる」よりも「遅延を減らす」ことが最も重要です。
スピードよりも反応の速さと安定感を重視することで、どんなゲームでもストレスなく楽しめるようになります。

オンライン対戦での一瞬の差を制したい人も、配信を安定させたい人も、まずは自分の回線環境をチェックし、できることから改善していきましょう。

  • 「速度」=速さ、「安定性」=安定した通信、「Ping値」=反応の速さ
  • 3つのバランスが取れてこそ、真の快適プレイが実現
  • NURO光・Fon光など低Ping回線を選ぶと失敗しない

通信環境を整えたその先にあるのは、ラグのない世界。
思い通りに動ける快感と、勝負の一瞬を逃さないレスポンスの速さです。
これが、オンラインゲームを本当の意味で快適に楽しむための基本です。

ひかりハックがおすすめするWiFi回線5選

ここまで、オンラインゲームに必要な通信速度や改善策を紹介してきました。
とはいえ、最終的に「どの光回線を選べばいいのか」で迷う人も多いと思います。
実際、目的によってベストな回線は異なり、「とにかく速さ重視」の人もいれば、「コスパ重視」「スマホセット割重視」の人もいます。

そこで「ひかりハック編集部」では、実測速度・コスト・キャンペーン・サポートといった観点から総合的に評価し、おすすめできる厳選5回線を比較しました。
まずは下記の一覧表で、それぞれの特徴をチェックしてみてください。

auひかり

Fon光

NURO光

docomo光

ドコモ光ロゴ

ソフトバンク光

ソフトバンク光

速度(上り)440.2Mbps564.07Mbps462.52Mbps227.07Mbps230.6Mbps
速度(下り)484.93Mbps526.1Mbps493.73Mbps271.65Mbps312.46Mbps
速度(Ping値)15.87ms13.86ms15.15ms19.24ms16.17ms
料金・auひかりホーム「6,160円~」
・auひかりマンション「4,730円~」
4,378円5,200円戸建て「5,720円~」
マンション「4,400円~」
戸建て「4,730円~」
マンション「6,270円~」
キャンペーン【auひかりホーム・マンション】
・超高速プログラム
・auひかり 10ギガスタート割
・auひかり乗り換えスタートサポート
・ピカ得プログラム
・初期費用相当額割引
・20,000円分Amazonギフト券プレゼント・他社の違約金還元
・開通が遅れても最大1.5万円補償
・契約解除料が無料
・基本工事費が無料
・10,000円キャッシュバック
・新規工事費無料
・「ドコモ1ギガ」dポイント最大10,000ptプレゼント
・「ドコモ10ギガ」dポイント最大25,000ptプレゼント
・ドコモ光期間限定割引
・光複数割など
・公式サイト限定タイムセール
・スマホとセットでお得な割引
・回線工事費実質無料キャンペーン
・Softbankあんしん乗り換えキャンペーン
・開通前レンタル
詳細au光FON光NURO光docomo光Softbank光

実際に利用している人などを参考に、おすすめWiFi光回線5選の比較表を作成しました。上記の比較表のポイントは以下のとおりです。

  • 通信速度上りは「Fon光」が一番速い
  • 通信回線下りは「Fon光」が一番速い
  • 通信回線のPing値は「Fon光」が安定している
  • 月額基本料金は「Fon光」が一番安い
  • キャンペーンは「Fon光」以外が豊富

通信回線に関しては、Fon光が圧倒的におすすめできますが、月額料金では他の4社の方が実質月額料金が安くなります。また、Fon光以外の通信速度であっても、快適に原神などのオンラインゲームをプレイできるので料金を重視する方が良い場面もあるでしょう。
上記の比較表にある、おすすめ光回線5社についての特徴は以下の点が挙げられます。

業界最速&業界最安の自宅向け光ファイバーサービス「Fon光」

Fon光は、フォン・ジャパン株式会社が提供している、2Gの回線を利用した高速の光ファイバーサービスです。

個人宅向け商用FTTHサービスとしては高速の、下り最大2Gbpsの高速回線を実現。

Fon光の2Gbpsや10Gbpsの高速プランは、あなたのオンライン活動を瞬時に、そしてスムーズに行えるようにして、快適でストレスフリーな日常生活を実現させます。

例えば、

  • 高解像度の映画をあっという間にダウンロードしたり、
  • 大きなファイルをサッとアップロードしたり、
  • オンラインゲームやビデオ会議を途切れることなく楽しめる

こんなことが可能になり、家中どこでも高品質な接続を保証する高速無線LANも、追加料金なしでお使いいただけます。

しかも、工事の後は細かい設定なくすぐに利用可能。面倒くさい手間はかかりません。

技術を通じて、より豊かな生活をお届けすること。それがFon光の願いです。

信頼性高く、手頃な価格のサービスで、遅い速度や不安定な接続によるストレスから解放され、オンラインの世界を存分にお楽しみください。

Fon光により、生活はもっと便利に、娯楽はもっと楽しくなります。快適なデジタルライフを充実させたい方は、ぜひFon光のHPをご覧ください。