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5Gがあれば光回線はいらない?-通信速度を徹底比較-
5G回線は超高速だと聞きました。5G回線がスマホやタブレットで利用できるのであれば光回線はいらない気もしますが、実際どうなのでしょうか?
4G通信の約20倍の通信速度があるとされる5G通信。
2020年の春から大手3キャリアであるau・ドコモ・ソフトバンクが続々とサービスを開始し始め、現在では格安SIMでも利用できるほどサービスが拡大しました。
2023年には5Gの人口カバー率が95%を超えると言われています。
スマホで超高速通信ができるのであれば、自宅の固定回線の必要性がないのでは?と考える人が当然増えてきます。
しかし実際には5G通信がこれだけ普及した現在もほとんどの人が自宅に光回線を導入しているのはなぜなのでしょうか?
そこで今回こちらの記事では5G通信と光回線の通信速度を徹底比較し、それぞれのメリット・デメリットを調査します。
5G通信と光回線、それぞれの必要性を確かめてみましょう。
【この記事でわかること】
・5G回線と光回線の違い
・5G回線のメリット・デメリット
・光回線のメリット・デメリット
・おすすめの回線
↓当サイトおすすめの光回線↓
比較項目 | auひかり | ソフトバンク光 | eo光 | Fon光 | NURO光 |
月額料金 | 戸建て:5,610円~ マンション:4,180円~ | 戸建て:5,720円~ マンション:4,180円~ | 戸建て:5,448円~ マンション: 3,876円~ | 戸建て:4,378円 マンション:4,378円 | 通常:5,200円~ NURO光 for マンション( マンション内にNURO光導入済みの場合):2,090円~ |
通信速度 | 下り平均:490.31Mbps 上り平均:455.77Mbps | 下り平均:317.85Mbps 上り平均:236.2Mbps | 下り平均:578.4Mbps 上り平均:496.17Mbps | 下り平均:653.95Mbps 上り平均:570.54Mbps | 下り平均:504.98Mbps 上り平均:467.0Mbps |
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5G通信と光回線は何が違う?-それぞれの概要と特徴を解説-
5G通信とは
結論から言うと、5G通信とは第5世代の通信システムのことです。
5G通信の「G」は通信容量の”ギガ”ではなく「Generation(世代)」のことを表しています。
簡単に言うと1Gから続く5番目の通信システムのことですね。1Gから振り返るとそれぞれ以下のような特徴があります。3G~4Gが最も馴染みがあるという人が多いのではないでしょうか。
5G通信の特徴
5G通信の最大の特徴は「超高速」「超低遅延」「多数同時接続」
この3項目が5G通信のすべてと言っても過言ではありません。
■超高速
現在の通信よりも最大100倍高速な通信が可能
⇒2時間の映画をダウンロードするのに5G通信ではたった3秒
※4GLTEでは約5分
■超低遅延
遅延がほぼない状態で遠隔操作が可能に
⇒ビデオ通話・スポーツ観戦・ライブ配信などがタイムラグ無しで視聴可能に
⇒工事・医療の現場(遠隔での手術等)などでも役立つ
■多数同時接続
スマホやPCだけでなく家電やセンサーなど多くの機器に接続できる
⇒通常多くの機器にネットを繋ぐと回線速度が低下するが5G通信であれば速度低下がほとんどない状態で通信できる
光回線とは
今や自宅での固定回線と言えば光回線が当たり前ですが、そもそも光回線とはどういうものなのでしょうか?
結論、光回線は「光」を使った通信のことです。
光の速さは秒速約30万km。1秒間に地球を7周半してしまうほどの速度です。光を使った通信がどれだけ速いか想像できますよね。
光回線の特徴
光回線は電磁波の影響を受けないので安定した高速通信が可能であることが特徴です。
NTTが提供する光回線がほとんどですが、その他にNURO光などのダークファイバーを使った光回線やeo光などの電気会社が提供する光回線もあります。
5G通信と光回線の違い
5G通信と光回線の大きな違いは通信の仕組みにあります。
5G通信は通信事業者(auやドコモなど)が提供する”電波”を利用するのに対して光回線は前述したように”光ファイバーケーブル”を使って物理的にインターネットを使用します。
光回線はケーブルを使用して直接ネットに接続するため通信が安定しています。一方、5G通信の場合電波を使ってのネット接続となるため場所による影響を受けやすいのが難点です。
電波の特徴として以下の点が挙げられます↓
■壁や障害物に反射する
⇒何に当たるかによって反射の仕方は変わってきますが、反射を繰り返すことで電波は徐々に弱まっていく習性があります。街中を走る車や人にも電波は反射するので電波が悪くなる要因は限りなく多いのが現状です。
また、電波は距離による影響も受けやすいです。電波は通信事業者が提供する電波を発する「基地局」から離れると弱くなっていきます。
最大通信速度は5G通信の方が圧倒的に速いのですが電波には上記のような特徴があるため、直接回線を引き込む光回線とは”安定性”に大きな差があります。
5G通信があっても光回線は必要-置き換わることのない理由3つ-
5G通信と光回線の特徴は理解できましたね。
5G通信が超高速であるのに光回線が未だ利用され続けるのにはどういった理由があるのでしょうか?
5G通信が光回線に置き換われない理由を紹介します。
対応エリアは限られている
5G通信は2020年春から商用利用が開始したサービスで、歴史がまだ浅いですよね。そのため対象エリアはまだまだ限られています。
総務省によると2021年度末時点の5G人口カバー率は93.2%とのことでした。4Gの人口カバー率は99.9%と言われているのでまだまだ大きな差があるのが分かります。
有線接続はできない
5G通信は光回線と違って有線での接続ができません。
有線接続は通信機器とインターネットを直接繋ぐことで、電子レンジなど他の機器から発する電波の影響を受けずに安定した通信ができます。
自宅のデスクトップPCなどは有線接続することでストレスなくネット利用ができますよね。5G通信だとそのような使い方ができないのでやはり光回線は重宝されるのです。
通信速度は光回線の方が速い
5G通信の最大通信速度は10Gbps、将来的には20Gbpsに達すると言われているので理論上は5G通信の方が速いのですが、この速度はあくまでベストエフォートによるものです。
実際5G通信は電波ということもあり光回線に比べてまだまだ不安定要素が多く、結果光回線の方が速いことがほとんどです。
5G通信と光回線通信の速度の違い-実質速度はどのくらい差がある?-
5G通信と光回線の実測値にはどの程度差があるのでしょうか?
みんなのネット回線速度を参考に5G通信と光回線の実測値を比較してみましょう。
※今回の検証結果はみんなのネット回線速度でランキング1位~3位の回線を調査して割り出しています。
【調査対象】
光回線:コミュファ光(ゲーミングカスタム)/フレッツ光クロス/eo光
5G通信:au/ドコモ/ソフトバンク
上り速度:光回線の方が約10倍速い
光回線の上り速度はIPv6接続の場合は500Mbps前後、IPv4接続の場合は2000Mbps以上もの数値が出ていました。
5G通信の場合、上り速度はせいぜい100Mbps程度なので約10倍光回線の方が速いことが分かりました。
下り速度:光回線の方が約3倍速い
光回線の下り速度はIPv6接続、IPv4接続関係なく1500~3000Mbpsといった超高速通信が実現できています。
5G通信は下りだと1300Mbps前後といったところ。最高通信速度ではやはり光回線の方が優勢でしたね。
Ping値:2倍以上の差で光回線に分がある
Ping値は高ければ高いほど「応答速度」が遅いということになります。
光回線では10ms前後に対して5G通信では25ms前後といった結果に。
Ping値でも光回線の方に分がありますね。
5G通信と光回線のメリットは?-それぞれの利点を解説-
これまでの光回線、5G通信の特徴や実測値検証からそれぞれのメリットを確認していきましょう。
5G通信のメリット
5G通信のメリットはどこでも対応エリア内であれば4G通信よりも圧倒的な高速通信が可能なことです。
光回線では光回線が導入されている場所でしかその恩恵を感じられませんが、5G通信の場合対応エリアであれば外出先などでも大容量のデータを送受信できます。
5Gのエリアはどんどん拡大しています。学校や職場、または通勤時の電車の中など光回線が導入されていない場所でも高速通信が可能な点は5G通信の大きな利点と言えるでしょう。
光回線のメリット
光回線の最大のメリットは高速通信が安定して利用できるところにあります。
光回線が導入されている場所でしか利用できないというデメリットはありますが、導入先であれば光ファイバーケーブルによって安定かつ高速通信が可能なネット環境が実現できます。
使用できる通信容量に制限がないという点も大きなメリットです。
5G通信と光回線はここがイマイチ‐利用する上でのデメリット‐
5G通信と光回線、それぞれを利用する上でのデメリットも確認していきましょう。
5G通信のデメリット
5G通信は4G通信よりも圧倒的に速いので一見メリットしかないようにも思えますが、利用する上で当然デメリットも存在します。
5G通信のデメリットとして以下のような点が挙げられます↓
まず一点目は、5G通信が可能なスマホやタブレットを利用する必要があります。日本人の多くが利用するiPhoneではiPhone12から5G通信に対応しており、それ以前のiPhoneでは5G通信が利用できません。
5G通信を利用するには使用端末の買い替えがまず大前提となってきます。
二点目は通信速度が超高速であるがゆえに気付いたら使用データが多くなっていることがあるということです。5G通信だから使用データが増えるわけではなくついつい使い過ぎてしまうといったことが原因で”5G通信はデータ通信量が多い”との認識が広まっています。
使用端末が4Gにしか対応していないけど、今のところ不便だとは感じないなあ。
光回線のデメリット
光回線のデメリットとして導入している場所でしか利用できない点が挙げられます。
他にはマンションなどの集合住宅で光回線を利用する場合、光回線は部屋ごとに分配されます。そのため戸建てと比べて光回線の通信速度が遅くなってしまうことも。
NTT回線など多くの人が利用する回線だと回線混雑が起きてネットに繋がりにくい場合があることもデメリットと言えます。
5G通信と光回線は併用がおすすめ‐おすすめしたい回線別比較表
ここまで5G通信と光回線について確認してきましたが、結果として併用するのがおすすめです。
そこで当サイトおすすめの5G回線と光回線をそれぞれ紹介していきます。
おすすめできる5G回線5選
当サイトおすすめの5G回線は以下の通り↓
比較項目 | LINEMO | 楽天モバイル | ahamo | mineo | UQモバイル |
実質料金 | ・3GB:990円 | ・0~3GB:1,078円 ・3~20GB:2,178円 ・20GB~3,278円 | ・20GB:2,970円 ・100GB:4,950円 | 1GB:1298円 5GB:1518円 10GB:1958円 20GB:2178円 | ・3GB:990円~ |
通信速度 | 下り平均: 54.09Mbps 上り平均: 14.69Mbps | 下り平均: 54.76Mbps 上り平均: 25.44Mbps | 下り平均: 145.02Mbps 上り平均: 16.35Mbps | 下り平均: 40.83Mbps 上り平均: 9.03Mbps | 下り平均: 77.04Mbps 上り平均: 13.67Mbps |
回線種類 | ソフトバンク | 楽天 au | ドコモ | au ドコモ ソフトバンク | au |
契約事務手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 3,300円 | 3,300円 |
キャンペーン | ・ミニプラン基本料990円の など | スーパーおトク など | ・他社からの | ・かけ放題サービスが など | ・SIMのみ契約 +増量オプションⅡ 加入で 最大13,000円分 au PAY残高還元 |
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