この記事はプロモーションを含んでいます。

光回線

5Gが普及しても固定回線が必要な理由は?メリット・デメリットまで徹底比較

このサイトの記事内では「アフィリエイト広告」などの広告を掲載している場合があります。消費者庁が問題とする「誇大な宣伝や広告」とならないよう配慮しコンテンツを制作しておりますので、安心してお読みください。問題のある表現が見つかりましたらお問い合わせよりご一報いただけますと幸いです。

2022年12月時点で、ドコモやau、SoftBankでは、次世代通信と呼ばれる5G回線の利用可能エリア拡大のために、設備投資や基地局開設などを行っています。

zonokan
zonokan

5G回線は固定回線と比べても速いと評判ではあるものの、実際のところ5G回線だけでインターネット回線を賄うことは可能なのでしょうか。

本記事では、5G回線と固定回線の違いについて、メリットやデメリットや実際の利用方法を紹介していきます。

■本記事で分かること
・5G回線と固定回線のメリット・デメリット
・5G回線と固定回線それぞれのおすすめ利用方法
・5G回線と併用して利用したいおすすめ固定回線
プロバイダ名Fon光
NURO光
nuro光 ロゴ
ドコモ光
ドコモ光ロゴ
月額料金(戸建て)4,378円5,200円5,720円
実測値下り:597.39Mbps下り:511.81Mbps下り:270.29Mbps
提供エリア:北海道・関東・東海・関西・中国・九州の一部北海道・関東・東海・関西・中国・九州の一部日本全国日本全国
キャンペーン特典Amazonギフト券10,000円キャンペーンNURO光申し込みで43,000円キャッシュバックdポイント10,000ポイントプレゼント
スマホとのセット割の有無ソフトバンクとセットでおうち割光セットソフトバンクとセットでおうち割光セットドコモスマホとセットでドコモ光セット割

5G通信との併用をおすすめできる固定回線で自宅の通信環境を快適にする

5Gと固定回線の違いは?

5Gと固定回線の違いは?

最初に、5G回線と固定回線とはどのような回線かを紹介していきます。

また、5G回線については、2022年12月時点で一般的に利用されている4G回線との比較もしていきます。

zonokan
zonokan

5G回線や4G回線は「無線」回線、固定回線は「有線」回線という大きな違いがあります!

「5G」は4Gの次世代通信システム

5Gというのは携帯電話などで利用する移動通信システムで、第5世代移動通信システムという意味です。

zonokan
zonokan

4Gというのは第4世代移動通信システムで、4世代の次の世代という意味で、第5世代移動通信システムです。

実際には、4Gの前は3G、2G、1Gとなっています。

1Gはアナログ方式、2G以降はデジタル方式で、世代が新しくなるごとに通信速度の向上や通信品質が向上し、電子メールやインターネット利用、音声再生や動画再生などができるようになっています。

5Gと4Gの違いは?

5Gと4Gの大きな違いは大きく分けて3点あります。

1点目は、通信速度の向上です。4Gの通信速度が100Mbps~1Gbps程度に対し、5G回線では10bps以上の通信速度で対応できるようになる予定です。

規格としては、5G回線は4G回線の20倍の速度が出ます。

次に、4G回線よりも5G回線の方が、同時にネットワーク接続できる数が増えます。

分かりやすいのはポケット型Wi-FiルーターやWiMAXルーターで、4G時代よりも同時接続できる数が増加しています。規格上は、5G回線は、4G回線の10倍接続可能です。

最後に、5G回線の方が4G回線よりも低遅延です。

データ送受信時の遅延が4G回線より5Gの方が低くなるため、4Gよりもリアルタイムでの視聴や操作などが可能です。規格上は、5G回線は、4G回線の10分の1です。

zonokan
zonokan

データが低遅延という状況は、特に遠くの場所への送受信で力が発揮されます。

「固定回線」は光ファイバーケーブルを利用した固定回線

固定回線とは、4G回線や5G回線といった「無線」回線とは異なり、光ファイバーケーブルを利用した「有線」回線です。

zonokan
zonokan

そのため、固定回線を利用している場所には、必ず光ファイバーケーブルが自宅につながっています。

光ファイバーは電柱などを通じて配線されており、固定回線に契約すると、電柱などから光ファイバーケーブルを引き込むことで利用できます。

例えば自宅でWi-Fiを利用している、という方であっても、固定回線を利用しているのであれば、必ず光ファイバーケーブルが自宅まで通っています。

5G通信との併用をおすすめできる固定回線で自宅の通信環境を快適にする

5Gと固定回線の通信速度はどれぐらい違う?

5Gと固定回線の通信速度はどれぐらい違う?

5G回線と固定回線の概要を理解していただいた後は、それぞれの回線におけるスペックを比較していきます。比較することで、それぞれの回線における性質が理解できます。

zonokan
zonokan

オンライン会議やオンラインゲームなどでインターネット通信を利用するときは、Ping値が下り速度と同じ位重要です!

上り速度の違い

理論値で比較した場合、5G回線は最大20Gbps、固定回線は契約にもよりますが、1Gbps~10Gbpsが主流です。

zonokan
zonokan

そのため、理論値で比べた場合は5G回線の方が速いという結論です。

ポイントは「理論値」という点です。理論値とは、通信を妨げる障害がない状態での通信速度です。

実際のところ、無線の方が有線接続よりも通信を妨げる障害が多いため、実測値としては固定回線の方が速くなる場合があります。

下り速度の違い

理論値で比較した場合、5G回線は最大10Gbps、固定回線は最大1Gbps~10Gbpsと、理論値だけで比べた場合は上りと同じく5G回線の方が速いという結論です。

ただし、上り速度と同じく、あくまでも「理論値」での比較です。

zonokan
zonokan

実際には通信を妨げる障害が発生するため、5Gよりも速い通信速度で利用できる場合があります。

Ping値の違い

Ping値とは、簡単に言うと「応答速度」です。

インターネット回線の応答速度とは、相手に通信を行い、相手から通信が戻ってくるまでの速度で、ping値が短い方が応答速度は速いという見方になります。

Ping値については、メーカーで公表されている値がないため、実測値のみで比較します。

NTTドコモが提供しているホームルーター:ドコモ home 5Gのping値は51.14ms、ドコモ光のping値は19.51msでした。

zonokan
zonokan

そのため、Ping値は固定回線のほうが短いという結果です。

5G通信との併用をおすすめできる固定回線で自宅の通信環境を快適にする

5Gと固定回線のメリット・デメリット-それぞれの違いを解説

5Gと固定回線のメリット・デメリット-それぞれの違いを解説

5G回線と固定回線の性質や通信速度やPing値を比較したところで、5Gと固定回線それぞれのメリットとデメリットを紹介します。特に注目してほしいポイントはデメリットです。

デメリットが理解できるようになると、5G回線と固定回線の性質がさらに良く見えてきます。

zonokan
zonokan

5G回線と固定回線は強みと弱みがはっきりしていて、利用場所によって使い分けるのがおすすめです!

5Gのメリット

固定回線と比較した際の5Gのメリットとしては、最大速度が速い、受信端末があればすぐに利用できる、無線のため外に持ち出し可能という3点があります。

それぞれのメリットを掘り下げて紹介します。

最大通信速度は固定回線よりも速い

5Gの通信速度は、理論値ではあるものの上りが最大20Gbps、下りが最大10Gbpsと、固定回線よりも速い速度で通信可能です。

実測値で考えた場合、無線接続の方が有線接続より通信を妨げる障害が多いものの、5G回線の技術が発展し、無線接続でも通信を妨げる障害が少なくなることで、理論値に近い速度で通信できる可能性があります。

IT技術は日進月歩のため、数年後には一気に進化している可能性もあります。

開通工事を施行せずに利用できる

固定回線の場合、光ファイバーケーブルを利用場所まで引き込む「固定回線開通工事」が必要です。しかし、5G回線の場合は固定回線開通工事が不要で、5G対応の端末があればすぐに利用できます

すぐに利用できるメリットとして、例えば引っ越し直後など固定回線が開通していない場合であっても、5G回線対応のポケット型Wi-Fiルーターがあれば、インターネット利用ができてしまいます。

また、1ヶ月程度の短期出張などの場合、固定回線の開通工事は2週間から1ヶ月程度かかるため、手軽に利用可能な5G対応端末を使ってインターネット回線が利用できます。

5G回線は、回線の契約と5G対応端末さえあれば、すぐにインターネット利用できる点が一番のメリットです。

外出先でも5G通信を利用できる

最後のメリットは、5G通信であれば、外に持ち出しできるという点です。

5Gに対応していて、なおかつ外に持ち出し可能な端末としては、スマートフォンやポケット型Wi-Fiルーターがあります。

固定回線は、光ファイバーケーブルを引き込む関係上、外に回線を持ち出すことができません。

そのため、外出先や移動中などでインターネット回線を利用するには、5G回線などの無線回線を利用するしか方法がないのです。

また、2022年以降に発売された端末であれば、5Gに対応している端末が増えているため、意図せず5G回線を利用している可能性があります。

5Gのデメリット

5G回線のデメリットとしては、対応エリアの狭さ、5Gに対応してない端末の存在、通信会社によってはデータ容量が限られているという点があります。

それぞれのデメリットを掘り下げて紹介します。

対応エリアが少ない

デメリットの1点目は、2022年12月時点では、5G回線に対応している対応エリアが狭いという点です。

5G回線を利用するためには、5G回線に対応した基地局を設置する必要があり、大手キャリアでは基地局の設置や工事を随時行っています。

しかしながら、実際には5G回線の利用エリアが狭く、日本の中でも人口が多い場所を中心とした一部の地域のみ利用可能です。

ただし、5G回線が利用できない場所では4G回線、場合によっては3G回線を利用するため、通信自体は可能です。

4G回線や3G回線は5G回線に比べて通信速度が下がるため、体感的に通信速度が遅くなったと感じるケースがあります。

また、5G回線対応エリアに住んでいない方は、5G回線の方が4G回線より速いと言われたとしても、実感が沸かないはずです。

5Gに対応していない端末もある

5G回線のメリットとして、5G回線対応端末があればすぐに5G回線が利用できるという点を紹介しました。

ということは、5G回線に対応していない端末では、対応エリアであっても5G回線が利用できないというデメリットがあります。

2022年に発売された端末であっても、実は5G回線に対応していない端末も販売されています。特に格安スマホと呼ばれる、販売価格が1~数万円程度の端末では注意が必要です。

というのも、デメリットの1つ目に紹介した対応エリアが狭いという特徴から、5G回線に対応しなかったとしても、ユーザーとしては5G回線が使えなくて困ることがほとんどないのです。

また、5G回線に対応しない端末の方が、5G対応した端末よりも製造コストを下がります。そのため、5G回線を利用したいのであれば、5G回線に対応しているかどうかを確認してから購入する必要があります。

毎月使えるデータ容量が限られている

データ容量の消費量に関しては、5G回線の方が4G回線よりも速いため、同じ時間に送受信できるデータ量は5G回線の方が多いです。

次に、一般的な通信会社では、利用可能なデータ容量に応じて基本料金が設定されます。特に通信会社に格安SIMを選んだ場合、データ容量無制限で使える会社はほぼありません。

5G回線になって、4G回線よりも通信量が増える可能性があるにもかかわらず、毎月使えるデータ容量は決まっており、使えるデータ容量を超えた場合は通信制限が発生します。

主に大手キャリアで提供している「データ容量無制限プラン」以外のプランやほとんどの格安SIMでは、使えるデータ容量が限られているのが実状です。

固定回線のメリット

固定回線のメリットとしては、5G回線に比べて通信速度が安定している、データ容量に上限がない、ほぼ日本全国で対応可能という点があります。

それぞれのメリットを掘り下げて紹介します。

通信速度が安定している

固定回線の最大のメリットは、5G回線などの無線回線に比べて通信速度が安定している点です。

理論値としては5G回線の方が速いものの、5G回線は無線回線のため、通信を妨げる要素が固定回線よりも多いです。

固定回線は、光ファイバーケーブルがインターネットでやりとりするデータを守るため、無線回線よりも通信環境が安定します。

特に、ZoomやTeamsなどのオンライン会議やアクションなどオンラインゲームなどでは、常に通信が発生するため、いつでも安定した通信でインターネットが利用できる固定回線がおすすめです。

毎月使えるデータ容量に上限がない

5G回線のデメリットで紹介した通り、ほとんどの5G回線では、利用できるデータ容量が限られています。

しかしながら、固定回線の場合は、利用できるデータ容量に上限がありません。

実際には、データ容量の上限が定められている固定回線も一部存在します。

ただし、よっぽどな使い方をしない限りはデータ容量の上限に達することがありません。

よっぽどの使い方とは、例えばサーバー利用などで24時間365日ずっとデータのやりとりが発生するなど、普段使いでは考えられないような使い方のため、普段使いであれば気にする必要がありません。

対応エリアは日本全国

固定回線は、日本全国どこでも利用できます。

固定回線にはいくつか種類があるものの、日本で一番利用者が多い回線の、NTTが提供している「フレッツ光」であれば日本全国で利用可能です。

フレッツ光を利用している固定回線は歴史が長く、それだけたくさんの光ファイバーを引いているため、日本全国どこでも利用可能です。

フレッツ光を利用している固定回線の代表的な回線は、「光コラボ」として提供している回線です。

一方で、フレッツ光以外の回線を利用している固定回線は、利用エリアが限られています。

あなたが利用したい固定回線がフレッツ光か光コラボでない場合は、必ず利用エリアを確認してから契約しましょう。

固定回線のデメリット

固定回線のデメリットとしては、光ファイバーが引き込めない場所では利用できない、外出先に持ち出せない、工事が発生するため開通までに時間がかかるという点があります。

それぞれのデメリットを掘り下げて紹介します。

エリアや建物の構造で利用できないことがある

固定回線は、光ファイバーケーブルを自宅や利用場所に引き込むことでインターネット利用ができます。

ということは、光ファイバーケーブルを自宅や利用場所に引き込めない場合は、固定回線が利用できません。

利用エリアについては、固定回線の中でも「独自回線」と呼ばれるフレッツ光以外の固定回線を利用したい場合、利用可能なエリアが限られています

というのも、独自回線の光ファイバーケーブルは、全国に設置されていないからです。

また、あなたが契約したい固定回線が対応エリア内だったとしても、建物の構造によっては光ファイバーケーブルが引き込めない可能性があります。

建物の構造として利用できない構造として、光ファイバーケーブルを自宅に通す穴がない場合や、光ファイバーケーブルを通す穴が開けられない場合があります。

外出先に持ち運んで利用できない

固定回線は、光ファイバーケーブルを自宅などの利用場所に通す関係上、外に持ち出すことは不可能です。

そのため、外出先などでインターネット回線を利用するためには、5G回線などの無線通信を利用する必要があります。

外出先でも固定回線を利用したいのであれば、外出先でも固定回線の契約を行う必要があります。

一方で無線回線の5G回線であれば、自宅だろうが外出先だろうが1つの契約で利用可能です。

開通するまでに時間がかかる

固定回線のデメリット3点目は、固定回線を利用するためには、光ファイバーケーブルを引き込む「固定回線開通工事」が発生するため、即時利用ができない点です。

特にデメリットとなりやすいのが、異動や進学などで環境の変化が発生する場合です。

今やインターネットは電気や水道、ガスと同じくらい大切なライフラインの1つです。

しかし、固定回線を利用したい場合は、契約してもすぐに利用できず、固定回線開通工事の予約を入れる必要があります。

工事の予約が取れるのは、一般的には契約後2週間から1ヶ月後です。

固定回線のプロバイダによっては、契約してから工事までの間無線のポケット型Wi-Fiルーターを貸し出すサービスを提供している場合もあるため、場合によっては検討しましょう。

5G通信との併用をおすすめできる固定回線で自宅の通信環境を快適にする

5Gが普及しても固定回線が必要といえる3つの理由

5Gが普及しても固定回線が必要といえる3つの理由

5G回線と固定回線の利用環境の違い、メリット・デメリットから総合して考えた場合、5Gが普及したとしても固定回線は必要と言えます。固定回線が必要な理由を3点紹介します。

zonokan
zonokan

5G回線は理論値としては速いものの、実測値は固定回線の方がまだまだ速い場合が多いです!

5Gは有線接続できない

5G回線は、固定回線のように物理的な光ファイバーを利用しないため、無線接続でしか接続できません。

そのため、どのように利用したとしても、固定回線よりも通信速度やPing値は安定しません。

前提として、スマートフォンなどでネットを見る、メールやSNSアプリを利用する、YouTubeなどの動画を見る程度であれば、多少通信速度が安定しない場合であっても、体感的に気になることはほとんどありません。

しかし、オンライン会議やオンラインゲームのように、常にインターネットに接続するシステムを利用する場合は回線が安定していた方が有利です。

インターネット回線が不安定な場合、例えばオンライン会議中に回線が不安定になり、画面が固まったように見えてしまう場合があります。

オンラインゲームであれば、回線が不安定になったことでリアルタイムのやりとりができず、画面が切り替わったときには相手に倒されている、なんてこともあります。

5G回線は通信速度だけでみた場合、固定回線よりも速いものの、安定性を求めるのであれば固定回線を選択しましょう。

5Gには通信制限がある

次に、5G回線は固定回線とは異なり、利用できるデータ容量が決められています。

利用できるデータ容量は、通信会社と契約した際のデータ容量です。

契約時のデータ容量を超えると通信速度制限が発生し、制限を解除するためには翌月まで待つか、追加でデータを購入する必要があります。

データ容量が消費しやすい使い方としては、オンライン会議やオンラインゲームのように常時通信している場合や、大きなデータを頻繁にやりとりする場合などがあります。

唯一の例外は、5Gの無制限プランです。ただし、無制限プランであっても、例えば1日や数日で利用したデータ容量があまりに大きいと、通信速度が制限される場合があります。

データ容量を気にせず利用したいのであれば、固定回線がおすすめです。

最大通信速度はあくまで理論値だから目安でしかない

5G回線の通信速度は、理論値であれば固定回線よりも速い速度で通信が可能です。

ただし、あくまでも理論値でしかなく、有線回線も無線回線も、通信を妨害する要素があるため、理論値と同じ速度は出ません。

5G回線が固定回線よりも「速いとき」もありますし、5G回線が固定回線よりも「遅いとき」もあります。

実際のところ、通信速度として安定しているのは固定回線で、5G回線よりも通信が不安定になる要素は少ないです。

5G回線の最大通信速度はあくまでも目安として考え、実際の速度は固定回線と同等、もしくは固定回線の方が速い場合も多々あることを理解しましょう。

5G通信との併用をおすすめできる固定回線で自宅の通信環境を快適にする

5Gと固定回線の併用はおすすめできる

5Gと固定回線の併用はおすすめできる

実際のところ、5G回線と固定回線のどちらが優れているかというのは言いづらく、外出時には固定回線を持ち出せない、5G回線ではインターネット通信が安定しないというデメリットがあるため、どちらにも利用価値があります。

自宅でのインターネット利用環境にもよりますが、自宅でも外出時でもインターネット利用するのであれば、おすすめしたい使い方は5G回線と固定回線を併用して利用する方法です。

5G回線と固定回線を併用することで、それぞれのデメリットが補完され、デメリットが目立たなくなります。

特に自宅でオンライン会議やオンラインゲーム、大容量のデータ通信を頻繁に実施する方であれば、自宅での固定回線は必須と言っても過言ではありません。

5G回線のみ、固定回線のみという考え方ではなく、併用していきましょう。

5G通信との併用をおすすめできる固定回線で自宅の通信環境を快適にする

5Gとの併用をおすすめできる固定回線5選

5Gとの併用をおすすめできる固定回線5選

5Gと併用するときにおすすめしたい固定回線をまとめました。もし固定回線に迷うのであれば、今回紹介した5つの中から選択しましょう。

プロバイダ名Fon光
NURO光
nuro光 ロゴ
ドコモ光
ドコモ光ロゴ
SoftBank光auひかり
auひかり ロゴ
月額料金(戸建て)4,378円5,200円5,720円5,720円5,610円
実測値下り:597.39Mbps下り:511.81Mbps下り:270.29Mbps下り:321.89Mbps下り:488.6Mbps
提供エリア北海道・関東・東海・関西・中国・九州の一部北海道・関東・東海・関西・中国・九州の一部日本全国日本全国東海・関西・沖縄の一部を除く日本全国
キャンペーン特典Amazonギフト券10,000円キャンペーンNURO光申し込みで43,000円キャッシュバックdポイント10,000ポイントプレゼント他社からの乗り換えで違約金を満額還元キャンペーンネットと電話申し込みで10,000pontaポイントプレゼント
スマホとのセット割の有無ソフトバンクとセットでおうち割光セットソフトバンクとセットでおうち割光セットドコモスマホとセットでドコモ光セット割ソフトバンクとセットでおうち割光セットauスマホとセットでauスマートバリュー
契約期間初年度3年、以降2年更新3年契約2年契約2年契約3年契約
解約違約金3,148円3,850円5,500円5,720円4,730円
zonokan
zonokan

あなたが契約しているスマホ割引が適用できる固定回線がおすすめです。

Fon光:スマホセット割が利用できない格安SIM契約者に最適

Fon光は、フォン・ジャパン株式会社が運営している固定回線です。利用している回線はNURO光と同じ回線を利用しており、最大速度は2Gbpsです。

zonokan
zonokan

Fon光の特徴は、今回紹介した中では、月額料金が安く利用できる固定回線です。月額4,378円はNURO光と比べても1,000円近く安い点がポイントです。

また、Fon光ではNURO光でんわが契約でき、Fon光とNURO光でんわを組み合わせることで、ソフトバンクスマホ利用者はおうち割光セットが適用できます。

そのため、Fon光を契約するのであれば、NURO光利用エリア内に住んでいる方という前提で、とにかく月額料金を安くしたい方や、スマホセット割が適用できない格安SIMなどを利用している方におすすめです。

また、Fon光とNURO光は通信速度が最大2Gbpsと、他の固定回線に比べて最大通信速度が倍です。そのため、通信速度が速い固定回線を選びたい方にもおすすめです。

Fon光のキャンペーン特典の詳細

Fon光キャンペーン情報
■ Amazonギフト券10,000円キャンペーン

Fon光では、契約者に対してAmazonギフト券10,000円キャンペーンを展開しています。

ただし、Amazonギフト券10,000円分キャンペーンを適用するには、オプションサービスに契約する必要があります。

zonokan
zonokan

キャンペーン適用するためのオプションサービスは、以下の3点です。

・クラウドバックHome(初月無料・2か月目~月額550円)
・データ復旧サービス(初月無料・2か月目~月額550円)
・ChargeSPOT Pass for Fon光のお申し込み(初月1回目迄無料)

クラウドパックHomeとデータ復旧サービスは、何かの拍子にスマートフォンやタブレットが故障したときに備えてデータのバックアップと復旧ができるサービスです。

対象端末はiPhoneやiPadなどのiOSと、Android端末です。

ChargeSPOT Pass for Fon光は、モバイルバッテリーのシェアサービスです。

全国30,000箇所以上の場所に設置されており、スマートフォンなどのバッテリーが突然なくなったときなどに最適です。

NURO光:最大43,000円キャッシュバックが魅力的

nuro 商標

NURO光は、ソニーグループが手掛ける固定回線で、回線はNURO光の独自回線を利用しています。

通信速度は最大2Gbpsで、利用可能エリアは北海道・関東・東海・関西・中国・九州の一部地方です。

NURO光の最大のポイントは、日本で一番利用者が多いフレッツ光よりも、最大通信速度が2Gbpsと理論値とはいえ、最大で2倍の速度が利用可能な点です。

ただし、NURO光は利用エリアが限られています。

そのため、NURO光の利用可能エリア内かどうかで判断しましょう。

zonokan
zonokan

Fon光もNURO光と同じ回線を使っているため、キャッシュバック狙いで実質料金を下げたいのであればNURO光を、長期間利用するのであればFon光を選びましょう。

NURO光のキャンペーン特典の詳細

NURO光キャンペーン情報
■ 43,000円キャッシュバック

NURO光では、43,000円キャッシュバックを実施しています。対象は2ギガ、3年契約で申し込み、回線を開通させた方です。

実際にキャッシュバックをもらうまでの期間は、契約後、回線が開通してから6ヶ月後です。

実際の流れとしては、NURO光が開通して6ヶ月後にキャッシュバックの申し込みに関するメールが届きます。

その後、マイページにて受け取り口座を設定することでキャッシュバックされます。

契約してからキャッシュバックまでの期間に間が空くため、メールが届かない、もしくは迷惑メールなどに入ってしまい、メールが届いたことに気づかない可能性があります。

zonokan
zonokan

そのため、スマホやパソコンなどのスケジュールに登録しておくと安心です。

ドコモ光:ドコモスマホ契約している方であれば一番おすすめ

ドコモ光は、NTTドコモが運営する固定回線で、回線はフレッツ光を利用している、いわゆる光コラボの固定回線です。通信速度は最大1Gbpsで、利用可能エリアはほぼ日本全国です。

ドコモ光をおすすめするユーザーは、NTTドコモでスマートフォンを利用しているユーザーです。

ドコモ契約を利用している方であれば、「ドコモ光セット割」が適用できます。

zonokan
zonokan

ドコモ光セット割は、ドコモ光とドコモのスマートフォンを契約しているユーザーを対象に、スマートフォン1台につき基本料金を最大1,100円引きする割引制度です。

対象は、一緒に住んでいる家族と、離れて暮らす方であっても、三親等までであれば対象で、最大20回線まで割引できます。

例えば、ドコモ光を契約したユーザーで、NTTドコモの回線を5回線を保有している場合、ドコモ光セット割で5,500分割引になるため、ドコモ光の基本料金分程度の割引が可能です。

ドコモ光のキャンペーン特典の詳細

ドコモ光キャンペーン情報
■ 新規・事業者変更申し込みでdポイント10,000ポイントプレゼント

ドコモ光では、ドコモ光の新規契約もしくは事業者変更で申し込みした場合、dポイントを10,000ポイントプレゼントするキャンペーンを実施しています。

事業者変更とは、別の光コラボからドコモ光に乗り換えることです。

光コラボは、ドコモ光以外でも、SoftBank光やビッグローブ光などたくさんの会社がサービスとして運営しています。

固定回線からの乗り換えする際、事業者変更ではなく「転用」になる場合があります。

転用とは、フレッツ光からドコモ光に乗り換えることです。フレッツ光は光コラボが提供される前は主流の契約でした。

zonokan
zonokan

乗り換えが転用になる場合は、dポイントが5,000ポイントになります。

昔から固定回線を利用しているユーザーの中には、フレッツ光を契約している場合があるため、もしも別回線から乗り換える場合は、光コラボから乗り換えるか、フレッツ光から乗り換えるかを確認しましょう。

SoftBank光:ソフトバンクスマホ利用者であればおすすめの固定回線

SoftBank光は、ソフトバンクグループが手掛ける固定回線で、回線はドコモ光と同じく、光コラボでサービスを運営しています。

そのため、通信速度や利用可能エリアはドコモ光と同じく、通信速度は最大1Gbpsで、利用可能エリアは日本全国です。

SoftBank光をおすすめするポイントは、SoftBank光とSoftBankスマホをセットで利用するときに適用される「おうち割 光セット」割引です。

おうち割 光セットでは、SoftBank固定回線+指定オプションに加入することで、SoftBankスマホ1台につき、スマホの基本料金を最大1,100円割引します。

zonokan
zonokan

指定オプションは以下のいずれかが必要です。

・光BBユニットレンタル:513円/月
・Wi-Fiマルチパック;:1,089円/月
・BBフォンまたはホワイト光電話または光電話(N)+BBフォン:基本プラン550円/月

おうち割光セットの対象は、同一住所に住んでいる家族、同一住所の同居人、離れて暮らす家族が対象です。

また、端末数は最大10回線まで対応します。

NURO光やFon光が利用できない地域でソフトバンクスマホを利用している方であれば、Softbank光が一番おすすめです。

SoftBank光のキャンペーン特典の詳細

SoftBank光キャンペーン情報
■ 他社からの乗り換えで違約金を満額還元キャンペーン

SoftBank光のキャンペーンを調査したところ、他社からの乗り換えで違約金を満額還元キャンペーンが確認できました。

固定回線の違約金は昔から発生しており、3年契約などで基本料金を安くするかわりに契約期間中に解約した場合は違約金が発生します。

zonokan
zonokan

また、固定回線では固定回線開通工事が発生し、工事費用を分割払いにしていて工事費が払い終わらなかった場合、残りの残債が一括請求されます。

SoftBank光では、乗り換え前の固定回線を解約する際に発生した違約金と固定回線の撤去費用、ポケット型Wi-Fiサービスなどで発生する端末代の残債などを、最大100,000万円まで負担します。

過去には違約金が数万円発生する場合や、工事費が数万円になる場合があるため、乗り換えタイミングによっては思っても見ない支払いが発生する可能性があります。

違約金などの金額が大きい場合は、違約金還元キャンペーンを展開しているSoftBank光を検討しましょう。

auひかり:auスマホ利用者におすすめの固定回線

auひかりは、auでおなじみのKDDIが手掛ける固定回線で、回線はauひかりの独自回線を利用しています。通信速度は最大1Gbpsで、利用可能エリアは東海・関西・沖縄の一部を除く日本全国です。

zonokan
zonokan

auひかりは独自回線を利用しているため、実は光コラボよりも通信速度が安定しやすいという特徴があります。

また、auスマホを利用している方がauひかりを利用する場合、auスマートバリューの割引が適用されます。

auスマートバリューは、auスマホを利用している方が、auひかり+光電話(550円/月)を契約することで、auスマホ1台につき、スマホの基本料金が最大1,100円割引されます。

auスマートバリューの適用条件は、auひかり契約者、家族、同一住所の同居者と、50歳以上であれば別住所の家族が対象で、最大10回線分が対象です。

auスマホを利用していて、auひかりの対応エリアに住んでいる方であれば、まずはauひかりを検討しましょう。

auひかりのキャンペーン特典の詳細

auひかりのキャンペーン情報
■ ネットと電話を同時申し込みで10,000pontaポイントプレゼント

auひかりでは、auひかり(au one net)のネットと電話を申し込みで10,000pontaポイントプレゼントというキャンペーンを展開しています。

ネットと電話というのはauスマートバリューの適用条件と同じ条件のため、キャンペーン適用条件を満たすのはあまり難しくありません。

ネットと電話申し込みで10,000pontaポイントプレゼントは、auひかりを契約して利用開始してから7ヶ月後までauひかりを継続して利用している必要があります。

ただし、ネットと電話申し込みで10,000pontaポイントプレゼントを適用するためには、auショップやUQスポットといった店舗でauひかりを契約する必要があります。

zonokan
zonokan

Web経由での申し込みでは適用されないため、注意しましょう。

5Gの固定回線に関するよくある質問は?

5Gの固定回線に関するよくある質問は?

実際のところ、5G回線と固定回線は併用しても問題ないことが分かりました。そこで、5G回線と固定回線を併用する上でよくある質問をまとめました。

zonokan
zonokan

本記事ではあまり触れられていない5Gと4Gの違いも深掘りして紹介します!

5Gと固定回線だとどっちの速度の方が速い?

5G回線と固定回線を比較した場合、理論値としての最大通信速度では5G回線の方が速いです。

ただし、実測値で比較する場合、場所や環境などの条件によって、固定回線の方が速くなる場合があります。

zonokan
zonokan

5G回線は、良くも悪くも「無線接続」のため、有線接続の固定回線よりも通信速度は安定しません。

そのため、安定した速度でインターネット回線を利用したい場合は固定回線を利用しましょう。

5Gと4Gの速度が変わらないって本当?

5G回線が利用できない場所で通信する場合は、5Gと4Gの速度は変わりません。理由としては、5G回線の利用エリアは狭い点と、4G回線の方が通信環境は安定しているというのが理由です。

zonokan
zonokan

5G回線が利用できる場所であれば5G通信速の方が一般的には速いです。

しかし、5G回線が利用できる場所であっても4G回線を受信してしまう場合があります。

5G回線が利用可能エリアであるにもかかわらず、速度が速く感じないのであれば、4Gの電波を受信している可能性があります。端末の再起動や機内モードのオンオフなどで回線が切り替わるか確認しましょう。

5Gより4Gの方が速いときもある?

5Gよりも4Gの方が速いときがあるかどうか、という質問については、4Gのほうが速くなる「可能性」があります。理由は、5G回線よりも4G回線の方が通信環境は安定しているからです。

5G回線であっても4G回線であっても、電波の受信状況が悪い場合、通信速度が思ったよりも出ない可能性があります。そのため、利用する場所によって、4G回線の方が速い場合もありえます。

zonokan
zonokan

ただし、今後、5G回線の利用エリアが広がり、5G回線が安定するようになれば解消される問題のため、今は5G回線利用エリアが広がるのを待つようにしましょう。

5G通信との併用をおすすめできる固定回線で自宅の通信環境を快適にする

まとめ:5G通信と固定回線を併用すれば自宅のネット環境がさらに快適に

まとめ:5G通信と固定回線を併用すれば自宅のネット環境がさらに快適に

本記事では、5G回線と固定回線の違いについて紹介しました。最後になりますが、2022年12月時点では、5G回線と固定回線はメリットとデメリットが異なるため、利用環境によって使い分ける必要があります。

zonokan
zonokan

結局のところ、外出先で利用するのであれば無線通信の5G回線を、自宅内で安定利用したいのであれば有線利用の固定回線を併用することが、一番快適に利用できる組み合わせです。

今や、インターネットはライフラインと言っても過言ではないほど必要とされているインフラです。そのため、5G回線と固定回線を併用し、快適なインターネット環境で利用しましょう。

5G通信との併用をおすすめできる固定回線で自宅の通信環境を快適にする